Subbody Resonance Butoh Himalayaと言う舞踏集団のメンバーによるパフォーマンスのようである。
こちらのパフォーマンスでは露出の多い格好をした3人の女性がローションまみれになって床をウネウネとのた打ち回るような動きを見せている。
私のような凡人には彼女達が何を表現したくてやっているのかは全く分からない。
ただし、彼女達の素朴な顔立ちとローション塗れでヌラヌラとした肢体がライトに照らされ妖しく鈍い光を放つ様子、さらには奇怪な動きと彼女達の真剣な表情の全てが融合したこちらの作品は、しばらく見ていても飽きなかった。
そのむかし雑貨屋さんで良く売っていた、色がついた脂の塊が上へ下へと流れていくインテリア的な奴を眺めている時のような感覚に近いかもしれない。
ちなみにあれの名称が分からなかったので調べてみたところ「ラバライト」と言う名称のようで、中に入っているのは着色したワックス、それがランプの熱で溶けて動くのだそうだ。
Lava オリジナル2700 14.5インチブラックベースのLavaランプ グラフィティかさ
一度買ってみようかと思いつつも「多分すぐに飽きるだろうしなあ」なんて感じで初めて見かけてから25年位経つが、未だ購入には至っていない。
あのライトを見ると下北沢のヴィレッジヴァンガードを思い出す、昔はヴィレヴァンと言えば都内だと下北かお台場位にしか無かったのだが、気がついたらそこらじゅうに出来ていた。ただし店舗数が拡大するにつれて書き手が増えた分仕方ないのだが、手書きPOPのユーモアのクオリティは下がったような気がする。
まだ店舗数が少なかった頃のヴィレヴァンの手書きPOPは面白いのが多かったイメージである、あくまでイメージなので思い出の中美化されている可能性も否めない。