村本すみれさんと言う方を中心として2007年より活動されている舞踏集団「ダンスカンパニーMOKK」の作品である。こちらの作品では白ワンピース姿の女性がローションを被ったまま踊り、そして床をのた打ち回っている。
作品の解説が含まれているダイジェスト版の動画をまずは見て頂くのがお薦めである。
MOKK works 2012〜2015
動画リンク:MOKK works 2012〜2015
この手のアートは我々のような凡人にはこのように注釈をつけて頂けると大変に有り難い。
恐らくはTVアニメ新世紀エヴァンゲリオン辺りからだろうか?難解な物を説明や解説無しに視聴者に放り投げ、後は視聴者それぞれの解釈に任せるような手法が色んな所で用いられるようになった。
その手の演出はファン同士による議論等を活性化させコンテンツを盛り上げるのにはとても有効なのだろう。しかしネットの発達と共に「自分はあの作品の意図を完璧に理解したぜ」と主張したがるマウント好きな一部の熱狂的なファンの姿を色んな場所で見かけるようになった。
そういう人間が私は大嫌いである。
製作者の意図をどこまで汲み取れるか?が主題になった時点で、それはもはやエンターテイメントでは無くただのクイズもしくは設問になってしまう。
勿論作品の楽しみ方は自由なのだから、当人がそのように楽しむだけなら何ら問題は無い。しかしネットの発達と共に、それらの輩が嬉々としてマウントを取り一般のファンを見下したがるようになってしまった。
SNSではその手の人間同士がレスバしてる姿をちょこちょこ見かけるのだが、
私はSNS等でその手の不快な発言者を見たら即座にブロックするようにしている。
例えば電車の中で意味不明に一人で何かを怒鳴り散らしている人間が居たとしたらどうだろう?
そんな人間に「うるせえよ黙れ」等と声を掛ける人間は余り居ないだろう、大体の方が目を逸らし次の駅辺りでそそくさと別の車両に移動するのでは無いだろうか?
ネットだとその手の人間に対してリプを飛ばし反論したくなってしまう方が大勢いらっしゃるが、はっきり言ってその手の人間が何かを言われた所で考え方を変える可能性はほぼゼロ、不毛なレスバが繰り広げられるだけなのだから二度と見なくて済むようにブロックするのが一番賢い選択なのである。
現実世界だったらまためぐり合うかもしれないが少なくともSNSの世界であればブロックしてしまえばそのコンテンツでは二度と目にしないで済むのだから有り難い。
f_trailer_honpen2-3
動画リンク:f_trailer_honpen2-3
そう言えばツイッターで以前こんな画像がバズっていた。
頭の良い人と悪い人の物の見方の違い pic.twitter.com/veezNfo7HO
— ながりょー?(micorun) (@micorun) May 27, 2017
解説マウンターの方は、自分が上記のイラストに置ける青い人だと
世間にアピールしたくて仕方ないのだろうと感じる。
他者を見下し蔑む事に快楽を感じる
と言うのは多分人間の本質的な部分だろうからそれ自体は変えられないだろう。
ただそれを他者にアピールしたがる風潮だけでも少しは減れば良いのにと
私はそんな風にいつも思うのである。