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南アフリカ共和国の部族「ズールー族」の伝統的な結婚式の様子

 ズールー族の伝統的な結婚式の様子を撮影した動画、若い女の子が涙ぐみつつ髪の毛をセットして貰っている様子。

ズールー族は南アフリカ共和国からジンバブエ南部にかけて約1000万人程が居る南アフリカ共和国では最大の民族集団で、ズールー語と言う独自の言語を持っているそうだ。

その成り立ちは19世紀初頭、シャカ・ズールーを指導者として建国されたズールー王国が発祥となっている。当時のズールー王国は軍事力が強く、周辺の部族を次々と征圧して勢力を拡大していった。

しかし1879年にイギリス帝国とズールー戦争(Anglo-Zulu War)と呼ばれる争いに敗れ、ズールー王国は無くなりました。

それらが影響しているのかズールー族の殆どがキリスト教徒で、尚且つ祖先から伝わる土着宗教も平行して信仰しているようです。

動画リンク:Umtsimba A traditional Zulu wedding ceremony

関連動画: The Annual Zulu Reed Dance

こちらはズールー族で毎年行われている伝統的な儀式で「リードダンス」と呼ばれている。数万人の胸部を露にした処女の女性が王の前でダンスをし、処女であることを祝福する。

かつては女性の成人式的な意味合いで行われていたようだが、近年ではHIVが深刻化するアフリカ地域において禁欲を促す為の啓蒙の意味合いももっているらしい。

ちなみにリードダンスの文化はズールー族だけでなく同じ南アフリカのエスワティニ(2018年に国名をスワジランドより改名)にもあるようだ。

動画リンク:The Annual Zulu Reed Dance

前述の通り例年は数万人が参加する大規模なイベントだったのだが、コロナ過の2020年では参加者が30人しか居なかったそうである。

処女が舞う南アの民族儀式、コロナ対策で今年の参加たった30人

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